長丁場の開幕戦を入賞圏内の10位で終えたあと、「自分にとって、とても多くを学べた価値あるレースでした」と初陣を振り返ったのは、今季2024年のWEC世界耐久選手権に参戦する5名の日本人ドライバーのひとり、小泉洋史だ。
2月29日から3月2日にかけて、中東カタールのルサイル・インターナショナル・サーキットで行われたWEC第1戦カタール1812km。ジェントルマンドライバーである小泉は、この2024年に新設されたGTカテゴリー“LMGT3”で2台のシボレー・コルベットZ06 GT3.Rを走らせるTFスポーツに所属し、自信初となる世界選手権のフルシーズンキャンペーンを開始した。