“ホーム”の富士スピードウェイで過去「10戦9勝」を誇るトヨタが、2015年以来2敗目を喫した。多重クラッシュに始まり車両トラブルやバトル中の接触、それらの影響でセーフティカー出動し、さらにはペナルティによる順位変動など数多くの“事件”が起きたWEC世界耐久選手権第7戦は、2024年のチャンピオンシップ争いが佳境を迎えるなか、このシリーズの競争が激しいものであることをあらためて実感させる一戦となった。
ここではそんなWECの日本ラウンド『富士6時間耐久レース』決勝日の各種トピックをお届けする。