デイトナ、セブリング、ワトキンスグレン、プチ・ルマンにのみスポット参戦する僚友86号車NSXについては、今シーズン93号車NSXをドライブしたキャサリン・レッグが引き続きステアリングを握ることが決定。レッグのチームメイトにはマクラーレン・ワークスドライバーのアルバロ・パレンテが選ばれた。

 なお、MSRは現時点でIMSA以外のレース参戦についての詳細を明かしておらず、86号車の第3、第4ドライバーについても不明となっているが、ドライバーラインアップについては年明けの1月に発表する予定だ。

「2017年にこのプログラムを通じて多くのことを学んだ。アキュラブランドを代表してNSXで臨んだ最初のシーズンで勝利を挙げられたことをとても誇りに思っている」と語るのはマイケル・シャンク代表。

「NSXは素晴らしいマシンだよ。我々はこのクルマでこれまでに学んだことを活かしながら勝利を重ねて行きたいと考えているんだ」

 一新されたドライバーラインアップについては「ジャスティン(・マークス)とローソン(・アシェンバッハー)というふたりの才能あふれるドライバーを迎え入れられ、非常にうれしく思うよ」とコメント。

 また、2台目のエントリーとなる86号車NSXは「1年間ドライブしたことでクルマの特性をよく分かっているキャサリン(・レッグ)と、経験豊富なアルバロ(・パレンテ)のふたりが長距離レースにおいて、チームの2次戦力としてプログラムを後押ししてくれるはずだ」と期待を寄せている。

第5戦デトロイトでNSX GT3に初優勝をもたらしたキャサリン・レッグ(左)とアンディ・ラリー(右)。中央はマイケル・シャンク代表
第5戦デトロイトでNSX GT3に初優勝をもたらしたキャサリン・レッグ(左)とアンディ・ラリー(右)。中央はマイケル・シャンク代表
デビュー初年度で初優勝を達成した93号車アキュラNSX GT3
デビュー初年度で初優勝を達成した93号車アキュラNSX GT3

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