LMP1クラスの参戦台数が急増した一方でLMP2クラスのエントリーは、ロマン・フシノフ率いるGドライブ・レーシングがシリーズ参戦を見送ったことに加えてレベリオン、TRSMレーシングがLMP1クラスへ移行したことなどから2桁エントリーを割り込み全7台での争いとなる。
 
 しかし、今季はオレカ07/アルピーヌA470以外のマシンを使用するチームとしてオランダのレーシングチーム・ネダーランドが『ダラーラP217』を、かつてコルベットのGTマシンを走らせル・マンでクラス優勝も飾っているラルブル・コンペティションが『リジェJS P217』を持ち込むことでル・マン以外のWECシリーズ戦でも複数のLMP2マシンを見られることとなった。

BMW M8 GTEは1月末に北米デイトナのロレックス・デイトナ24時間でレースデビューを飾った。
BMW M8 GTEは1月末に北米デイトナのロレックス・デイトナ24時間でレースデビューを飾った。

 
 LM-GTEプロクラスでは2016年にル・マン復帰を宣言したBMWがカムバックを果たしBMWチームMTEKのもと2台の『BMW M8 GTE』を走らせる。ドライバーもBMWワークスドライバーを揃え、フェラーリ、フォード、アストンマーチン、そして同郷のポルシェに戦いを挑む。
 
 なお、今季からアストンマーチン・レーシングはV8ターボエンジンを搭載する新型『バンテージAMR』を導入。昨年からテストを続ける車両にはベテランのダレン・ターナー、2017年のル・マン制覇の立役者となったジョナサン・アダムに代えて新加入のアレックス・リンと元BMW DTMドライバーのマキシム・マルタンが乗り込むこととなった。
BMWからアストンマーチン・レーシングへ移籍したマキシム・マルタン
BMWからアストンマーチン・レーシングへ移籍したマキシム・マルタン

 
 昨シーズンの5台からほぼ倍増の9台がエントリーしたLM-GTEアマクラスでは、日本国籍のチームとしてMRレーシングが名を連ね石川資章/オリビエ・ベレッタ/エドワード・チーバーが70号車フェラーリ488 GTEをドライブする。
 
 また、前年王者アストンマーチン・レーシングと最終戦までチャンピオンを争ったクリアウォーター・レーシングはウェン-サン・モク/澤圭太/マシュー・グリフィンというお馴染みのラインアップで引き続き参戦し、昨年惜しくも逃したタイトル獲得を目指す。
 
 27台から36台へエントリーを伸ばした2018/19年のWECは4月6~7日にポール・リカールでプロローグテストを実施。5月5日にベルギーのスパ・フランコルシャンで1年強のロングシーズンが幕を開ける。

 なお、日本ラウンドの第4戦富士は2月9日付で、開催日が10月21日から10月14日へ1週間前倒しされることが発表されている。

クリアウォーター・レーシングの61号車フェラーリ488 GTE
クリアウォーター・レーシングの61号車フェラーリ488 GTE

本日のレースクイーン

弓川いち華ゆみかわいちか
2026年 / スーパーGT
Pacific Fairies
  • auto sport ch by autosport web

    20歳でスーパーGTの最高峰に挑む“新人”小林利徠斗に迫った『FORMATION LAP』2026年第1弾が6月5日に公開

    ふつうとちょっとズレてる──20歳で最高峰に挑む新人ドライバー【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 1

  • auto sport

    auto sport 2026年8月号 No.1622

    [特集]│多│角│検│証│
    なぜ、日本人はF1で勝てないのか?
    いつか夢を実現するために過去から学ぶ

  • asweb shop

    掘り出し物満載の特別企画『モデルカー祭り!』がautosport web shopで開催中。6月25日まで

    レア物や特別価格商品が満載!
    6月25日まで