アウディスポーツの代表であるヴォルフガング・ウルリッヒは、次のように説明する。

「7号車の破損したノーズをピットで交換した後、マシンはすぐに以前のパフォーマンスを取り戻した」

「ノーズ破損も(ダウンフォースが低下した)要因のひとつだが、これ以外にも原因があったのだ」

「それはタイヤゴムの“ピックアップ”によってもたらされたもので、もしそれを把握していれば、ピットストップの際にわずか数秒のロスで掃除をし、クリアにすることも可能だった」

 ウルリッヒはWECの残りラウンドに向けて「展望は明るい」と話し、ドライバー、マニュファクチャラーの両ポイントスタンディングで首位のポルシェとのギャップを詰めていくつもりだ、と話す。

「我々はニュルでも(マシンが機能していれば)良いポテンシャルを発揮した。次のレースではさらに良くなっているだろう」

怪我が癒えたブノワも、次戦から復帰の見込みだ
怪我が癒えたブノワも、次戦から復帰の見込みだ

 また、ル・マン24時間終了後に、バイクでのトレーニング中、アクシデントに見舞われ脊椎を損傷していたブノワ・トレルイエは、今週末のメキシコ戦から復帰。アンドレ・ロッテラーとマルセル・ファスラーとともに、7号車のステアリングを握る予定となっている。

本日のレースクイーン

RiOりお
2025年 / スーパー耐久
raffinee μ's
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円