FIAは10月4日、同日に開催されたWMSC(世界モータースポーツ評議会)において、WEC世界耐久選手権に関する3項目について承認が下りたと発表した。パフォーマンス調整を伴うLMP2規定の延長、“ハイパーカー規定”と呼ばれる新カテゴリーの最終承認、そして2019/20年シーズン第7戦スパ6時間レースの日程変更が最終判断されている。
LMP2はジェントルマンドライバー向けカテゴリーとしてヨーロッパ、アジア、アメリカの3地域とWECで採用されているカテゴリーだ。LMP1を頂点とするル・マンプロトタイプ(LMP)ピラミッドにおいて、最高峰クラスと入門クラスLMP3の間に位置する。