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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.06.04 19:06
更新日: 2021.06.04 19:07

トヨタ、世界耐久選手権参戦100戦目となるメモリアルレースに挑む/WEC第2戦ポルティマオ

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ル・マン/WEC | トヨタ、世界耐久選手権参戦100戦目となるメモリアルレースに挑む/WEC第2戦ポルティマオ

 WEC第2戦ポルティマオ8時間レースに向けたトヨタGAZOO Racing WECチームドライバーのプレビューコメントは、以下のとおりだ。

■7号車トヨタGR010ハイブリッド

●小林可夢偉
「ポルティマオのコースは走行テストで走っているのでよく知っていますが、レースとして他の車両と走った経験はありません」

「しかし、厳しいシーズンスタートのあと、準備を充分にしてきました。ハイパーカーカテゴリーの新たなライバルの参戦をうれしく思います。ライバルの存在は、我々がどの位置にいるのか、ル・マンへ向けて何をすべきか示す良い指標になります。エキサイティングな上位争いができることを期待しています」

●マイク・コンウェイ
「WECのシーズンが本格的に始まり、レースシーズンのリズムに戻れたのは素晴らしいことだ。このレースが我々にとっての世界チャンピオン防衛に向けた本来のスタートになることを望んでいるし、とても楽しみにしている」

「開幕戦スパではGR010ハイブリッドについて多くのことを学んだので、それを活かしてポルティマオに臨み、改良を続けて行く。苦戦したプロローグのあと、スパの決勝レースでは勝てるだけの素晴らしいポジションにつけられたが、勝利は叶わなかった。それ故に、ポルティマオでは目標はひとつだ」

●ホセ・マリア・ロペス
「ポルティマオはすでにGR010ハイブリッドの走行テストで走っているので、スパに比べれば、準備という点で若干進んでいると思う」

「雰囲気の良いコースで、ポルトガルは天候も安定しているだろう。このコースで好きなのは中間セクションで、アップダウンが激しく、まるでジェットコースターのようなので、常に何が起こるか分からず、気が抜けない」

「とてもチャレンジングなコースなので、GR010ハイブリッドでレースをするのが待ち遠しい」

トヨタの世界耐久選手権参戦の歴史のなかで最多勝を挙げているセバスチャン・ブエミ
トヨタの世界耐久選手権参戦の歴史のなかで最多勝を挙げているセバスチャン・ブエミ

■8号車トヨタGR010ハイブリッド

●中嶋一貴
「初のハイパーカーでの勝者として歴史に名を残すことができたのはとても嬉しいことですが、スパはシーズンスタートの1戦に過ぎず、GR010ハイブリッドとともに更なる勝利を目指していきます」

「ポルティマオは、我々の真のライバルとなるグリッケンハウスが参戦することもあり、興味深いレースになるでしょう」

「接戦となり、簡単な週末にならないことは間違いないですが、ハイパーカー同士のバトルはエキサイティングなものになるでしょうし、再び表彰台の中央に立つべくプッシュしていきます」

●セバスチャン・ブエミ
「トヨタの耐久レース参戦の歴史の中で最多勝利を飾ってきたということはもちろん光栄だし、さらに勝利を重ねて行きたいと思っている」

「今回、トヨタの世界耐久選手権参戦100戦目という記念すべきレースが迎えられたことは素晴らしいと思う。しかし、僕の目標はすでに未来に向かっており、次のレース、そして何と言ってもル・マンだ」

「その次に重要な今大会ポルティマオは、プロローグがあったスパよりも走れる時間が少ないので、正しいセットアップをいち早く見出し、練習走行で多くの情報を得なければならない。連勝へ向けて全開でアタックする」

●ブレンドン・ハートレー
「GR010ハイブリッドとともにポルティマオでレースを戦うのが楽しみだ」

「とくに今大会は新たなハイパーカーカテゴリーでのライバルも出てくる。他のハイパーカーとGR010ハイブリッドを直接比較できるのは良いことだ」

「いつもならル・マンへ向かっている時期なので、6月半ばにポルトガルに向かうというのはちょっと不思議な気分だが、8月に移った最大のイベントであるル・マンへ向けての準備という点においても重要なステップだし、スパでの勢いを維持しプッシュしていく」


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