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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.07.21 07:23
更新日: 2021.07.21 00:14

雷の影響で赤旗終了、3号車コルベットが僚友退けポール・トゥ・ウイン/IMSA第7戦

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ル・マン/WEC | 雷の影響で赤旗終了、3号車コルベットが僚友退けポール・トゥ・ウイン/IMSA第7戦

 結局、サーキットが大雨に見舞われることはなかったものの、周辺で複数の落雷が確認されていたことからレースコントロールは24分を残してレース終了を決断。赤旗のままチェッカーフラッグが振られ3号車コルベットが今季4度目の勝利を手にした。僚友の4号車コルベットは2位、79号車ポルシェが3位となっている。

 GTDクラスでは、ロマン・デ・アンジェリスとアストンマーティン・ワークスドライバーのロス・ガンのふたりがドライブする23号車アストンマーティン・バンテージGT3(ハート・オブ・レーシングチーム)が、ピットタイミングを除いて終始レースをリード。

 デ・アンジェリスが担当した前半スティントは2番手スタートの14号車レクサスRC F GT3(バッサー・サリバン)を抑えきり、ピットストップ後のスティントではアストンマーティンを代表するドライバーが、短いピットストップで2番手に浮上してきた1号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo(ポール・ミラー・レーシング)の追撃を振り切った。14号車レクサスはクラス3位となっている。

 なお、クラス2位となった1号車ランボルギーニは、マディソン・スノーのチームメイトであるブライアン・セラーズが1度もドライブせずにレースを終えたが、不可抗力による短縮レースとなったことでIMSAはこれを不問とし、両ドライバーにポイントが与えられた。

 この裁定はクラス8位となった16号車ポルシェ911 GT3 R(ライト・モータースポーツ)のパトリック・ロングにも適用されている。

「インシデントは別として、僕はこれまで自分が参加でなかったレースをしたことがない」と語ったロング。

「残念ながら最終スティントを走ることができなかった。今週は一生懸命頑張ったし、最後のスティントがやってくることを期待していたのだけどね……」

 悪天候に祟られ消化不良に終わった第7戦ライムロック・パークを経て、2021年シーズンは終盤戦に突入。ウェザーテック・スポーツカー選手権の次戦第8戦ロード・アメリカは8月8日に開催される。2時間40分のフォーマットで争われるこのレースには全5クラスの車両が参加予定だ。

ハート・オブ・レーシングチームの23号車アストンマーティン・バンテージGT3
ハート・オブ・レーシングチームの23号車アストンマーティン・バンテージGT3
ポール・ミラー・レーシングの1号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo
ポール・ミラー・レーシングの1号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo
2021年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第7戦ノースイースト・グランプリ(ライムロック・パーク)
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ライト・モータースポーツの16号車ポルシェ911 GT3 R
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表彰式はプレスルーム内の一角で行われた
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コルベット勢がワン・ツー・フィニッシュ。アントニオ・ガルシア/ジョーダン・テイラー組は今季4勝目を飾った
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この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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