4月2~3日にイタリアのイモラ・サーキットで開催されたファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ(GTWCヨーロッパ)の開幕戦で、元MotoGPチャンピオンライダーのバレンティーノ・ロッシがシリーズデビューを飾った。
ライダーとして長年世界トップカテゴリーの選手権へ参戦し続け、実に9度のシリーズチャンピオンを獲得した後に、2021年をもって惜しまれながらMotoGPを引退したロッシ。その後、GTレースへの転向を発表したイタリアを代表する大スターが、GT3の欧州選手権とも言えるGTWCヨーロッパで公式戦デビューを飾るということで、舞台となったイモラには多くのファンが詰めかけた。そのイモラで彼の新たなキャリア、GTドライバーとしての挑戦がスタートしている。