TFスポーツの支援を受け、アストンマーティン・バンテージGT3を走らせるチームTGMは、2023年のデイトナ24時間にGTDプロクラスから参戦する。これまでGTDクラスに参戦していた同チームがステップアップを果たすのは、ブロンズドライバーであるテッド・ジョバニスとヒュー・プラムの運転時間を「より柔軟に」調整するためだという。

 GTDプロは、プラチナに格付けされるドライバーのみのラインアップでも参戦が認めらているカテゴリーだが、TGMの4人のドライバーはブロンズ2名、シルバー2名で構成されている。

 デイトナ24時間レースの競技規則においては、GTDクラスにおけるブロンズドライバーの最低運転時間が4時間半と定められているのに対し、GTDプロクラスでのそれは2時間となっている。

 ジョバニスは「運転時間という点では、より戦略的なアドバンテージがある」と語った。

「通常のGTDより少ないし、より柔軟性がある。おそらくGTDプロでも(GTDと)同じくらいの時間ドライブすることになるだろうが、いずれ分かるだろう」

「フェラーリとポルシェは新しい車両だから、もしかしたら問題が発生するかもしれない。だけど、アストンマーティンは(既知の)プラットフォームだ。新しい部品や技術のために失敗することはないだろう。何か他の原因で故障する可能性があるだけだ」

 デイトナのGTDプロクラスには、合計9台がエントリーしている。これには、先日GTDクラスからの移動が発表されたターナー・モータースポーツの95号車BMW M4 GT3も含まれている。

TGM/TFスポーツのアストンマーティン・バンテージ GT3
TGM/TFスポーツのアストンマーティン・バンテージGT3

本日のレースクイーン

RiOりお
2025年 / スーパー耐久
raffinee μ's
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円