ビルヌーブはまた、ヴァンウォールのギブソンV8エンジン搭載ハイパーカーは、現代のF1マシンと比較した場合、より運転が難しい車であると述べている。

 彼は昨年、世界タイトル獲得から25周年を記念したテストで、2021年のF1マシン、アルピーヌA521をドライブしている。

 バンダーベル680についてビルヌーブは「運転は手に余るもので、刺激的なものだった」と語った。

「9月にアルピーヌのF1マシンを運転したが、あれはこれより運転しやすいクルマだった。F1マシンは、高速リムジンを運転しているようだった。WECのマシンに飛び乗ったとき、90年代の古いF1マシンを思い出したよ」

「実際、ずっとクルマと戦っていたし、少し不安定だったから、大変だった。それは多くのセットアップ作業を意味するけど、それは楽しいものだった」

 ビルヌーブは10年以上プロトタイプレースから遠ざかっており、プジョーから参戦した2008年のル・マン24時間レースで総合表彰台を獲得したのが最後の参戦となる。

 長期のキャリア中断にもかかわらず、開幕戦の1000マイル(8時間)レースでは比較的早くスピードを取り戻せると彼は期待している。

「同じようなレース、同じようなクルマで走ることになる」とビルヌーブは指摘する。

「耐久レースで最後に大きな勝利を挙げたのは、ル・マン前にプジョーから出場したスパのレースだった」

「アルピーヌF1を走らせたときにも感じたことだが、記憶がよみがえるんだよ。F1マシンに乗っていて、第1コーナーに差し掛かったら、数秒後にはすべてが自然になっている。同じようなことを(スポーツカーでも)期待しているんだ」

ヴァンウォール・バンダーベル680(手前)と、ハイパーカークラスのライバル車両たち
ヴァンウォール・バンダーベル680(手前)と、ハイパーカークラスのライバル車両たち

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