レースをリードしていた6号車と7号車ポルシェは、2時間目の序盤にIMSAのレースコントロールの指示に対して適切なタイミングで従わなかったと判断された。これによって3番手につけていた31号車キャデラックVシリーズ.R(ウェーレン・エンジニアリング・キャデラック・レーシング)が首位に立つことに。

 2時間目に迎えたリスタート時、タンディがドライブする6号車とフェリペ・ナッセの7号車は、ともにピポ・デラーニの31号車キャデラック後方、それぞれ2番手と3番手に順位を落とした。

「コールが少し遅れたけれど、クラスごとの整列を行うためにすでに列に並んでいたんだ」とタンディは説明した。

「やってみたよ。でも、31号車はすでに加速し始めていて僕らをパスしていったんだ」

「僕はポジションをキープした。正しい手順を実行したと期待していたし、明らかに正しい手順を踏んだと思っていた」

「31号車が前にいるべきだというレースコントロールの裁定は明らかだった。その後は(セーフティカーの先導中に)2周にわたって(キャデラックの)横に並んだことで、タイヤのウォームアップに少し影響が出た。そういう状況だった」

■ポルシェにとって「可能な限り最高の結果」

 このレースの結果、タンディとジャミネはドライバー選手権での年間タイトル争いに復帰しただけでなく、ポルシェは1戦を残してGTPマニュファクチャラーズ選手権のポイントリーダーに躍り出た。

 ポルシェLMDhのファクトリーディレクターのウルス・クラトルは、「1位と2位は想像しうる最高の結果だ。ロジャー・ペンスキーのホームレースであるインディアナポリスで、彼のピットでこのような成功を体験できることは、とても特別なことだ」と喜びを表現した。

「レースは、我々にとってほぼ完璧だった。セーフティカーの間に一時的に順位を下げてしまいレースリーダーの立場を失ったが、コース上でふたたび対抗した」

「今はマニュファクチャラー選手権で首位に立っている、ドライバー選手権3位にはチームとドライバーの両タイトルを制覇するチャンスが残っている」

「本当に素晴らしい週末だった。貢献してくれたすべての人に感謝する」

6号車ポルシェ963を駆るニック・タンディ(左)/マシュー・ジャミネ組
6号車ポルシェ963を駆るニック・タンディ(左)/マシュー・ジャミネ組

本日のレースクイーン

葵成美あおいなるみ
2026年 / オートサロン
CUSCO
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技
    【最難関は最初にやってくる】
    FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年5月号 No.1619

    [ 特集 ]
    スーパーGT非公式ガイドブック
    捕まえろ。大きく、遠い、王者の背中

  • asweb shop

    メルセデス AMG ペトロナス F1 チーム ドライバーキャップ 2026

    8,800円