Q1は14:10に開始。20分間で行われました。ITOCHU ENEX TEAM IMPULのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラと関口雄飛は2台ともミディアムタイヤを装着し開始直後コースイン。残り約10分で2台共にピットに戻りセッティングを微調整。ここで、他チーム他ドライバーは全員ソフトタイヤに履き替えピットアウトしますが、朝のフリー走行からミディアムタイヤへのポテンシャルにも自信を持っていた首脳陣は、ミディアムタイヤのままQ1アタックを指示。残り4分半でピットアウトしていきました。オリベイラが1.33.440で1位、関口は1.33.468で2位、なんとソフトタイヤの他車を抑えQ1をチーム1-2で突破しました。

 続くQ2は14:40から7分間で行われました。2台とも新品ソフトタイヤを装着し、序盤はピット内で待機。先にオリベイラが残り5分半で、続いて関口が残り5分でコースアウトしました。今季初PPを目指したオリベイラがアタックラップ中、バックストレートで痛恨のブレーキングミス。1.33.692のタイムで10位へ沈み、無念のQ2敗退となりました。関口は、落ち着いてアタックを敢行。1.33.214をマークし、このQ2をトップで通過してみせました。また、例年にない実力拮抗の今季、全ドライバー中ただ一人Q3に進出し続けているのは関口のみです。

 ポールポジションを決する最終Q3は14:57~7分間で開始。Q1をミディアムタイヤで挑み、Q3出走8台中唯一、新品ソフトタイヤ1セットを残していた関口にはこれが大きなアドバンテージに。残り5分半でピットアウトし、1.33.002で圧巻の好タイムをマーク。参戦4戦目にして初PPを獲得。レース初優勝に向けまずは第一段階をクリアしました。

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