自力チャンピオン獲得の可能性を持つキャシディ、石浦、山本含む14名で争われた予選Q2。セッションがスタートしたものの、全車ピットでステイするなか、最初にコースへ飛び込んだのは、松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だった。セッション残り5分を切ると、続々と各車がコースインする。

 一方、Q1の赤旗中断後と同様にピットに留まることを選択したのは、ランキング3番手の山本、そしてチームメイトの福住仁嶺だった。このふたりはセッション残り3分を切ってコースに入っている。

 計測1周目でトップに立った平川だったが、タイムを塚越、中嶋が更新する。しかしそのタイムをさらに上回ったのが、Q1でトップタイムを守った山本だ。山本は多くのドライバーが計測2周目にアタックするなか、計測1周目にアタックして1分38秒008をマーク。その後、各ドライバーともに最終盤で続々とタイムを詰めるが、Q1と同様に山本のタイムに及ばない。

 山本はそのままQ2を制し、トップでQ3進出。2番手には中嶋、3番手には塚越が続いた。山本ともにチャンピオンを争うキャシディは最後のアタックで7番手に飛び込み、Q3進出を確保している。

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