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投稿日: 2016.09.12 15:12

P.MU/CERUMO・INGING スーパーフォーミュラ第5戦岡山 レースレポート

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スーパーフォーミュラ | P.MU/CERUMO・INGING スーパーフォーミュラ第5戦岡山 レースレポート

 10台で争われるQ2は、残り時間が5分を切り各車がタイムアタックに入るタイミングで赤旗中断に。セッション再開後、限られたわずかなチャンスの中で先陣を切ってコースへと向かった2台は、最終アタックで石浦が1分14秒656をマークして2番手、国本は1分14秒928で6番手となった。その後、3番手タイムをマークしたストフェル・バンドーンに対し3グリッド降格のペナルティが下されたため、国本は5番グリッドを手に入れることになった。

 日差しも傾き始めた午後3時、決勝レースがスタートした。順当なスタートを切った石浦に対し、国本は1周目のタイヤ交換を選択。上位陣の中では唯一このタイミングでのピットインを選んだ国本は、暫定13番手となりピット作業を済ませたメンバーの中でトップでコースに復帰した。前方とは大きなギャップがあるため、国本は他のマシンに引っ掛かることもなく自分のペースで周回を重ね、他のドライバーがピット作業に入るごとにポジションアップ。21周目には、ピットインを遅らせる作戦に出た石浦の後ろ、2番手まで順位を回復する。

 石浦との差は約27秒あったが、ピットインのロスタイムを考えれば、国本は実質的にトップに出ていることになった。対する石浦は20周目まで前を走る野尻智紀にペースを阻まれていたが、野尻のピットイン後はなんとか国本とのギャップを広げようとペースアップを図っていた。

 しかし国本のペースも良く、後ろを走る中嶋一貴、ピット作業を済ませた野尻らとの差はじわじわと広がっていくが、2台の差は27秒台から変わることなく周回数が重ねられていく。そんな30周目、レース展開が大きく動く。


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