ドライバー/#2 国本 雄資
「とにかく嬉しいです。去年はなかなか結果が出せず、今年の開幕前も、また石浦選手にリードされるのだろうかという不安を感じながらシーズンをスタートしましたが、序盤に表彰台に上がれたりと上手くいっていました。つらい時もチームやたくさんの人が支えてくれて、ようやくみんなに優勝する姿を見せることができてホッとしてもいます。チームと相談して、1周目にピットに入ると決めたことが上手くいったし、その後もいいペースで走れました。とても満足できるレースになりました
監督/立川 祐路
「レースを重ねるたびに一歩一歩チームが強くなっていると感じてきている中で、今回国本が優勝し、選手権でも1-2に並べるまでになったのは、チームスタッフとドライバー2人の頑張りによるところなので、まずはこの結果をとても嬉しく感じています。国本も、昔から速さはあるものの、去年は結果に結びつかないレースが続いていました。今年にかける意気込みは、僕たちから見てもものすごいものがありました。それが形として表れたのは本当に嬉しいですね。石浦の3位という結果からも、いまチームが本当に一つになっていることを感じます。これを維持したまま残り2戦も戦っていきたいです」
総監督/浜島 裕英
「国本は自分から1周目のピットインをチームに進言しました。『後半苦しくなるだろうけど耐えられるのか?』というチームの問いかけにも、『それでもやる』と言い切った。それをしっかりと実践し、前がクリアな状況でプッシュしてタイムを稼いだので、石浦や中嶋選手の前でフィニッシュしました。今日は彼が勝ち獲った優勝だと思います。年初から言っていた国本の復活は、ひとつクリアできました。あとは2人で優勝争いができれば最高ですね。残り2大会でそのような場面が見られるよう、頑張っていきたいと思います」
