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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.07.29 19:46

#31 TOYOTA PRIUS apr GT スーパーGT第4戦SUGO レースレポート

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スーパーGT | #31 TOYOTA PRIUS apr GT スーパーGT第4戦SUGO レースレポート

嵯峨宏紀選手
「開幕から2戦続けてノーポイントだったので、今回はメンタルもドライビングも最高に集中して臨みましたが、うまくストラテジーがはまって優勝することができて、素直に嬉しいです。僕らは4本換えたのに対し、無交換とか2本だけというチームもあったので、ピットアウト後には何台かに抜かれてしまったんですが、それを中山選手が着実に抜いてくれたので、優勝させてくれてありがとうという感じです。鈴鹿のテストから時間のない中、クルマを修復してくれたチームの皆さんにも感謝していますし、恩返しもできました。ストラテジーがうまくいったので、これからはこういうレースを続けていけば、チャンピオンの可能性も残されていくと思います。そのあたり、ぶれずにチームとやっていって、富士・鈴鹿で大きいポイントを獲ることができれば最高ですね。」

中山雄一選手
「今年ここまで結果が残っていなかったのですが、夏の3連戦ではみんながミスなくレースして、いい流れを作ろうと思っていました。SUGOとJAF-GTの相性が良く、いい位置からスタートでき、前半の嵯峨選手の走りを受けて、SCラン中の短い時間にブリヂストンのエンジニアと監督が作戦を練ってくれて、僕は少し硬いタイヤで後半のスティントを行きました。4本交換だったので前に行かれたクルマもあったんですが、その4本交換のメリットを生かし、どんどん近づいていって、それでも抜くのはすごく難しかったのですが、GT500や周回遅れの車両がすごくいいタイミングで現れてチャンスが巡ってきて、ひとつひとつモノにしていけたので、いいレースにできたと思っています。今週は、自分たちが最大限できることをやるというのを心掛けていて、実際にみんな100%出し切ったことで、この勝利に結びついたのではないかと思います。決勝ではネガティブな要素は一切ありませんでした。このレースはこの後の富士、鈴鹿に向けて流れを作るレースだと思っていたので、優勝は予想外だったんですが、この先も謙虚な気持ちで挑戦し戦っていきたいと思います。」

金曽裕人監督
「やっと来ました!新型プリウス初優勝!しかもドラマチックにいろいろあって、鈴鹿テストにおいて大きなクラッシュがあり 本当はレースに間に合わないかも……という状況でした。そこからの復活劇としてはものすごいシナリオだったのではないかと思います。今回のテーマは『全員プロの、責任ある仕事をしよう。』というもの。実際、誰ひとりミスがなかった。しかも間に合わないかもしれないというクルマを仕上げてくれたメカニック、スタッフ、ハイブリッド関係者の皆さまに感謝という、それだけの気持ちでやっていたことが、レースの結果に結びつき努力が報われたということだと思います。みんなが同じ方向を向いていたから、勝つべくして勝ち、そして我々を応援くださる皆様の力で勝てたという感じです。その皆様が勝って欲しいと思っていたし、そんな気持ちがプレッシャーではなく、きっちり仕事をすれば、絶対出来るんだという意志にもなりました。今は感動ではなく、達成感でいっぱいです。この勝利で、続く富士・鈴鹿戦にも弾みがつきました。この先もチーム力を見せつけ2台のPRIUSでサーキットを駆け抜けたい。」

http://www.apr-racing.com/racing/2016-super-gt/round-4/


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