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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.08.15 17:39

VivaC team TSUCHIYA スーパーGT第4戦SUGO レースレポート

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スーパーGT | VivaC team TSUCHIYA スーパーGT第4戦SUGO レースレポート

 結局、SC後2周でピットに戻って、一応予定通りの左側2輪交換でピットアウトしましたが、やはり少しドタバタして5秒ほどのロスがありました。あらゆる想定はしてあったのですが、僕が走りながら指示できる前提だったので、これもまた一つ勉強です。

 ピット後はタイヤ無交換の#88 ウラカンと#18 86 MCに前に出られてしまい、3番手でのコース復帰となりました。無線は壊れたままだったので、あとはただ応援するしかなく……。意外と気持ちは楽でしたが心配事はたくさん。後方から#31 プリウスが速いタイムで追い上げてきていたからです。状況的には同じマシンの#18 86 MCは問題ないとして、#88 ウラカンをパスできるかどうかだなと思っていました。#31 プリウスに追いつかれる前にトップに立てるかどうかで今日は勝てるかどうかが決まるなと。結果は、#88 ウラカンを抜く前に#31プリウスに抜かれてしまい、そのあとすぐに#88 ウラカンをパスしたものの、最終的には地力の差があり追いつくこともできずに2位でチェッカーを受けました。

 今回のレースはしっかりと準備ができたことで、“運が悪くなければ”必ず勝てるというくらい準備をして挑みましたが、「無線が壊れる」、「SCが入る」という二つの不運があり優勝することができませんでした。もしスタート後すぐに抜かれていたら、「気温が低かった」ことも不運に入れていたと思います(笑)。

 これらのことに対応しての2位表彰台というのは、チームとしての力がついてきた証拠だと思いますし、今回のレースはチーム全員でやり切った感のある、いい内容だったということがポジティブなことだと思います。そして何より、タカミツのポールポジション!! これがこれからのレースで活きてくることは間違いないと思います。すでにマシンには手を入れるところはなくなっているので、これからは純粋に人間の勝負になります。今回の2位でシリーズランキングもトップに立つことができました。イコール、ハンディウエイトが一番重いということ。86 MCはウエイトエフェクトが他のマシンよりも大きく効いてきます。シリーズを争うには不利なマシンですが、チームの人間力でカバーできるよう、切磋琢磨してこれからのレースを戦っていきたいと思います。気持ちを引き締めて、益々頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします!!


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