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クルマ ニュース

投稿日: 2020.09.17 17:00
更新日: 2021.02.10 16:16

アウディ、電気自動車e-tron Sportbackを発売「年内の目標販売台数は200台。今後日本でも電動化を加速」

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クルマ | アウディ、電気自動車e-tron Sportbackを発売「年内の目標販売台数は200台。今後日本でも電動化を加速」

 また、アウディ初の装備として、バーチャルエクステリアミラーを設定。標準のドアミラーに代えて、小型カメラにより車両側方の視界を確保した。カメラが捉えた映像は、ダッシュパネルとドアの間に設置されたOLEDディスプレイに表示される。

 ボディサイズは全長4900mm、全幅1935mm、全高1615mm。ホイールベース2930mmだ。エクステリアデザインは、アウディQファミリーをイメージさせる8角形のシングルフレームグリルが採用された。一方、プラチナグレーのフレームや下部に配したe-tronのロゴによって、ほかのQファミリーと差別化されている。 

 インテリアは、水平基調のダッシュボードの中央にふたつのMMIタッチレスポンスのディスプレイを上下に配置。アウディバーチャルコックピットなど、デジタルオペレーション機能も完備する。また、細部にオレンジカラーを採用することで、e-tronの個性を際立たせている。

アウディeトロン スポーツバック(インテリア:コクピット)
アウディeトロン スポーツバック(インテリア:コクピット)
アウディe-tronスポーツバックには上部に10.1インチ、下部に8.6インチのタッチディスプレイを採用。
アウディe-tronスポーツバックには上部に10.1インチ、下部に8.6インチのタッチディスプレイを採用。

 居住空間は、クーペボディ化によってe-tronに比べると後席ヘッドルームが20mmほど小さくなっている。その一方でラゲッジ容量は615リッターを確保。後席の背もたれを折り畳むと、容量は最大で1655リッターまで広がる。オプションの電動テールゲートは、足の動きによって開閉可能だ。

 走行面ではダイナミックハンドリングシステム『アウディドライブセレクト』により複数のドライブコンポーネントの特性を、7つのプロファイルの間で切り替えることができる。その結果、スムーズで快適な乗り心地から、スポーティで安定したハンドリングまで、幅広く車両の特性を変化させることが可能となった。

アウディe-tronスポーツバックのリヤシート
アウディe-tronスポーツバックのリヤシート
アウディe-tronスポーツバックのラゲッジルーム。後席を格納すれば、フラットで広大なスペースに。
アウディe-tronスポーツバックのラゲッジルーム。後席を格納すれば、フラットで広大なスペースに。

 
 日本仕様のeトロン・スポーツバックの充電には、標準装備となる家庭用の普通AC(交流200V 標準3kW、オプションで8kW対応)充電器と、公共の急速DC(直流)充電器が対応する。公共の充電設備としては全国に7800カ所に設置されているCHAdeMO規格の急速充電器(出力50kWまで)を利用可能だ。

 なお、e-tronの95kWh(正味容量86.5kWh)のバッテリーを0%から80%まで充電するための所要時間は、50kWの出力で1時間半かかる。

 日本導入グレードは実質ひとつで『e-tron Sportback 55 quattro 1st edition』が1327万円(税込)、同グレードの『バーチャルエクステリアミラー仕様』が1346万円(税込)となっている。

充電口は左フロントタイヤの後方に配置されている。
充電口は左フロントタイヤの後方に配置されている。
e-tronスポーツバックの充電器(標準装備)。
e-tronスポーツバックの充電器(標準装備)。
アウディe-tronスポーツバック
アウディe-tronスポーツバック


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