”親近感”。確かにスーパー耐久の重要なポイントだ。スーパーカーから国内外のスポーツカー、そしてコンパクトカーまで車種のバラエティは自慢のひとつ。応援する対象を見つけることもレースを楽しむポイントだ。

「いつもの3時間とか4時間のレースとは違って、時間が圧倒的に長いので、やっている僕らにしても、観に来てくれるお客さんにしても、ちょっとお祭り的な要素のあるレースだと思うんです。10時間全部見てくださいとは言えないけど……(笑)、サーキットでワイワイ、みんなでバーベキューとかしながら、楽しんで見てもらえるレースだと思います」

 そうは言えど、やるからには優勝を目指すのがドライバーのスピリット。最後に『SUPER TEC』に対する意気込みを語ってくれた。

「普段のレースとは違って、ひとり2回、もしかしたら3回走ることになるんですけど、僕らは体力的な問題では大丈夫だと思うので、ガンガン全開で走りますよ。ただ、エンジンとか駆動系とかは多少いたわって走らなければいけないので、状況に応じて抑えて走らなきゃいけない時、プッシュして走らなきゃいけない時、うまくチームとコミュニケーションをとって、クルマを大事に走れればいいと思っています」

「今までは噛み合わないレースが多くて、なかなか勝つことが難しかったんですが、今年はチームもドライバーもノーミスでレースすることができていて、なおかつクルマも86で5年目、すごく仕上がってきています。僕らはドライバーみんながバランス取れていると思いますので、富士のレースは長いですけど、今までどおりのことをすれば、いい成績が出ると思っています。直線が長いので、富士ではS2000が強敵でしょうが、みんなで頑張りたいですね」と蒲生。

 クラスチャンピオン誕生の可能性もあるスーパー耐久シリーズ第5戦『SUPER TEC』。いろいろな楽しみ方で10時間のレースを味わってほしい。

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