10月3〜4日に岡山国際サーキットで開催された2026年フォーミュラドリフトジャパン(FDJ)最終戦は、蕎麦切広大が逆転チャンピオンに輝いて激闘のシーズンが幕を閉じた。決勝日は雨が降り続く難しいコンディションとなった最終戦岡山、シリーズを通じてヨコハマタイヤのストリートスポーツ『ADVAN NEOVA AD09』を装着して争ったドライバーはどのような戦いを見せたのか。ヨコハマ勢シーズン最高位となるランキング10位で終えたユキオ・ファウスト(Fausto racing with mini gt/S15シルビア)と、今季はランキング15位と苦戦を強いられたベテラン齋藤太吾(Fat Five Racing/A90 GRスープラ)のふたりに、一年の振り返りと岡山での戦い、そして来季への思いを聞いた。
■タイヤを変えてキャリアが変わったファウスト「一番いい結果はヨコハマ」
ユキオ・ファウストはブラジル出身の日系ドライバー。幼少期からJDMカーカルチャーに親しみ、FDJにはS15ニッサン・シルビアを駆って参戦している。2026年で参戦8年目を迎え、日本語も堪能なことから海外ドライバーのサポート役も担う存在だ。2025年からヨコハマ/アドバンアスリートの一員となり、今季は2年目となる。そのファウストがヨコハマタイヤを選んだ背景には、長年にわたるタイヤ供給問題への切実な思いがあった。FDJ参戦8年の中で、他メーカーのタイヤが安定して入手できないことに頭を悩ませてきたという。
