元メルセデスF1チームのCEOであるニック・フライは、かつてチャンピオンシップを制したこのチームには、主要なライバルであるレッドブルと戦って倒すのに十分な強さを持つ技術部門がもはや存在していないと考えている。
フライは、2002年から2008年までB・A・Rとホンダのワークスチームを率いた後、ロス・ブラウンとともにブラウンGPの成功を指揮、2010年のF1シーズンに先立ってメルセデスに買収された後もブラックリーのチームに留まった。また、メルセデスを前人未到の8年連続コンストラクターズチャンピオンに導いた現チーム代表トト・ウォルフが加入する2013年までチームのCEOを務めた。