マクラーレンの育成ドライバーであり、現在FIA F2選手権のドライバーズ選手権で首位に立っているアレクサンダー・ダンは、今週末のF1第11戦オーストリアGPのフリー走行1回目でF1の公式セッションにデビューを果たし、モータースポーツの旅路において大きな一歩を踏み出すことになる。
アイルランド出身で現在19歳のダンは、ルーキードライバーをフリー走行で起用するF1の規則の一環で、レッドブルリンクでのセッションにおいてランド・ノリスのマシンを引き継ぐ予定だ。ダンのFP1デビューは、彼がジュニアランクで急成長を遂げ、ロダン・モータースポーツから参戦しているF2での初年度にすぐに頭角を現し、現在ランキングをリードしていることから実現した。