トロロッソのテクニカルディレクター、ジェームズ・キーは、基本的にはサフナウアーの意見に賛成としながらも、レギュレーションの変更は、その時点でのテクノロジーに合ったものとすることが重要だと付け加えた。

「長期的な話として、常により高い効率を目指していくのは良いことだ。いずれにしても現在のパワーユニットはすでに信じられないほど効率が高くなっていて、並外れた技術の結晶と言える」

「現在のエンジンは、いま私たちが使っているシャシー、空力セットアップ、さらに言えばタイヤのサイズや構造までを前提としてデザインされたものだ。来年から『前提』が変わるのだから、パワーユニットとその使い方も新しいシャシーデザインに合ったものにしていく必要がある」

「つまり、より燃費が厳しくなった結果、レースが速さを競うものではなく『エコラン』になってしまわないように注意すべきだと思うし、F1をスポーツとして見れば、ひとまず燃料総量を増やすのは正しいことかもしれない。ただ、長期的には、これまでと同様に効率の向上に努めていく必要があるのは間違いない」

 レギュレーションによると、レース中にドライバーの燃料使用量が規定の上限を超えたときには、不可抗力による場合を除いて、そのドライバーはレース結果から除外(失格)とされることになっている。

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