「シーズン中に、一部チームがマシンフロント部の車高を変えるためのサスペンションおよびステアリングシステムを設計していることが分かった」とホワイティングによる指導書には記されている。

「ステアリングホイールがロック・トゥ・ロックに動く際にある程度の変化があるのは避けられない。しかし一部システムが及ぼす影響は偶発的な変化とは程遠い」

「偶発的でない車高の変化がマシンの空力的パフォーマンスに影響をおよぼす可能性は非常に高いと我々は確信している」

 ホワイティングは彼の主張の裏付けとして、FIA国際控訴裁判所(ICA)が24年前に下した判決を引用した。その判決には「マシンの空力的特徴を変える目的で、ドライバーの動きを利用するマシンシステム、デバイス、手順はいかなるものであっても禁じる」と記されていた。

「そういったステアリングシステムはサスペンションシステムと同様に扱うべきであり、テクニカルレギュレーション第3.8条を順守しているかどうかを評価するとき、1993年にICAが発表した裁定を適用するべきであると、我々は考える」とホワイティング。

「従って、ステアリングホイールがロック・トゥ・ロックで動く際にフロントの車高が動く場合はすべて、完全に偶発的でなければならない」

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