■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 予選=9位
 今日のパフォーマンスには満足している。いつだってもっと上を望んでいるけれど、9番手はチャンスを最大限に生かして得た確固とした結果だ。ここから明日はポイントをつかめるはずだ。

 ライバルたちとの差はとても小さくて、コンマ数秒の遅れがグリッド順位を4、5下げることになるので、ミスのないアタックを走るのが重要だった。コンディションは割りと安定していて、Q1の途中に降った雨さえもグリップレベルにはそれほど影響しなかった。

 明日も雨になったら、絶対に面白くなるだろうね。特に大雨が降ってきたら、ここのようなスムーズな路面ではアクアプレーニングが問題になる。

 ドライのままだったら、トップ10の他のメンバーと同じようにウルトラソフトでスタートしなければならない。前に出るためには、良い戦略を立てる必要がある。

■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=10位
 今日の結果は嬉しい驚きだ。喜んで受け取るよ。

 予選には満足している。今日のように難しいコンディションではトリッキーになり得るサーキットで、明日僕らはさらに苦労することになる。でも予報ではウエットになる可能性があると言われているし、雨が降ればチャンスになるかもしれない。

 この12カ月、皆でマシンの改善に取り組み、素晴らしい仕事をしてきた。とても満足している。そして今、僕らは自分たちが思っていた以上にいい状態なのかもしれない。

 チームの全員にお礼を言いたい。Q2ではフェラーリからわずか0.4秒差だった。マクラーレンとホンダのファクトリーで働くスタッフ全員にとって信念とモチベーションを高める事実だ。

 攻撃する準備はできている。世界タイトルを争っているわけではないから、失うものはない。明日は全力で攻めていく。絶対だ。

 このサーキットでフォース・インディアに勝ってQ3に進み、Q2ではフェラーリから0.4秒差だったというのは、嬉しい驚きだ。

 ここは長いストレートがあるコースだから、決勝はかなり苦労するだろう。直線スピードが足りないし、燃料をかなりセーブする必要があるからね。

2016年第7戦カナダGP フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)
2016年第7戦カナダGP フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)

(Formula1.comのインタビューに答え)週末を通して難しい決断に迫られてきた。直線スピードとコーナースピードのバランスについて、リヤウイングで正しいダウンフォースレベルを見つけることに取り組んできた。僕らはストレートではなくコーナーで少し速い設定を選んだ。その判断が明日報われて、ポイントを稼げることを期待している。

(皆を驚かせるような結果を出す可能性があるかと聞かれ)心からそう願っている。今日の仕事はしっかりやり遂げた。かなりいい形でね。明日どういう運命が待ち受けているか、見ていくよ。

(カナダのサーキットでは経験がものをいうと思うかと聞かれ)もちろん、ここでは経験が重要だ。自分のマシンとウォールとの間にちょうどいいギャップを保つという意味でね。

 長年ここでレースをしてきたから、若いドライバーたちが知らないようなトリックを知っていると思う。嬉しい驚きへの備えはできているよ!

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