エアロスクリーンはFIAのテストで不合格だったものの、パドックの大勢から好まれているため、依然として2018年にコクピット保護デバイスとして装着される可能性がある。

しかし、レッドブルは大幅な規則変更がある2017年シーズンにリソースを集中するためにエアロスクリーンの開発を中断している。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーはエアロスクリーンの開発が凍結状態であることを認め、「FIAからの指示を待っている」と語る。
「現在FIAからの返事はない。何よりもまずFIAの意見を聞く必要があると思うし、それに応じて我々は行動する」
レッドブルのドライバーであるダニエル・リカルドは、エアロスクリーンがコストを理由に放棄されないことを願っている。
「誤解しないでほしいが、F1マシンは何よりも美しくあるものだと思う」
「繰り返しになるけど、見た目だけじゃないんだ。もし純粋に安全を目指すのであれば、コストを理由に、どのコクピット保護デバイスを装着するか決めるべきじゃない」
「まだコクピット保護デバイスに関しては話し合う必要があると思う。だから、もしFIAが話し合いの場を持たないというのであれば残念だね」
