ルノーのF1パワーユニットが次に大幅なアップグレードを投入するのは、2017年の開幕戦になるという。つまり、もう今季はないということだ。
ルノーは冬の間に開発トークンを7つ使って、新しい仕様のパワーユニットで今季の開幕を迎えた。その後は、バーレーンでの小さなアップデートで1トークン、モナコで導入した新しいスペックで3トークンを使用した。
こうして残りが21トークンとなったところで、ルノーは次回のアップグレードをいつ投入するかを決めていなかったが、どうやら次の大規模な改良は今シーズン終了後と考えているらしい。
ハンガリーでアップデートの予定について質問されたレミ・タファンは「来年になるだろう。私たちが準備している次の大きなステップを投入するのは、来年の第1戦だ」と述べた。
「今シーズンの終わりまでは、現在のスペックから最大限のパフォーマンスを引き出すことに取り組むつもりだ。今年の第1戦(オーストラリア)と第6戦(モナコ)で入れたような大きな改良は、今年中には、もうないだろう」