☆☆☆☆ ダニエル・リカルド
 2コーナーまでのレース、ルイス・ハミルトンの背後につけ狙おうとした隙を、アウトからロズベルグに攻め込まれてしまった。ミラー視界の外側だった。1周目のトップ3が、結果トップ3。メルセデス勢の一角を崩せず。ポールポジションのチャンスがあった予選Q3でのイエローフラッグが悔やまれるが、表彰台では、すっきりスマイル。
 
☆☆☆☆ マックス・フェルスタッペン
 ハンガロリンクで気づいた。右回りのここで彼はヘルメットを、やや右寄りに傾け、進行方向インサイドのミラー視界をなるべくワイドにとろうとしていたように感じる。世界最速の18歳は「ミラーの使い方」も巧かった。それを実戦学習させたのはライコネンだ。
 
☆☆☆☆ ルイス・ハミルトン
 ファクトリーや本社に出向いても、ロズベルグほどスタッフと社交的に接しないと聞いたことがある。速い自分に自信満々、そんなハミルトンが今年は会見でもインタビューでも、必ず「みなさんのおかげです」と言葉を添える。V3・4冠を目指す彼の心境の変化なのだろうか。21戦マラソン、折り返し点をトップ通過。
 
☆☆☆☆☆ フェルナンド・アロンソ
 予選でスピンするアロンソを見るなんて。セクター2まさに鬼神のアタックで、Q3のドラマを演じた。3日間を通じて中速スラロームがやや苦しく、セクター1と3に重点を置いた。曲がりこむコーナーの旋回速度をキープ、そのままトラクションにつなげる。特にストレートに向かうセクター3の最終コーナーをまとめあげ、区間タイムは予選5位、決勝6位。こうしてホンダ・パワーユニットを788m直線でカバー。トップ3チームに次ぐ7位は、これまでの最高5位より意義あり。7月29日、35歳誕生日の前祝い。

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