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F1 ニュース

投稿日: 2016.07.29 07:08
更新日: 2016.07.29 14:28

「ハロ」の来季導入が否決。F1頭部保護システムは2018年から採用へ

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F1 | 「ハロ」の来季導入が否決。F1頭部保護システムは2018年から採用へ

 
 フェラーリがハロの開発を進め、今年のバルセロナテストやプラクティスでテストを行っており、ハンガリーGPではFIAがドライバーたちにプレゼンテーションを行い、ハロの装着により安全性は17パーセント改善すると説明していた。
 
 一部ドライバーは賛成の意志を示しているが、バーニー・エクレストンとチーム側から導入に反対の声が出ていた。規則により、来季導入には全会一致での合意が必要であり、FIAは安全性の問題として強行することも可能だったものの、ジャン・トッド会長は多数の反対を押し切って2017年の導入を押し進めることは避けた。

2016年第4戦ロシアGP エアロスクリーンのテストをするダニエル・リカルド(レッドブル)
2016年第4戦ロシアGP エアロスクリーンのテストをするダニエル・リカルド(レッドブル)

 
 会合後、エクレストンは、ハロのテストはまだ十分ではなく、今後は別の選択肢を含めて検討していくと述べた。 エクレストンは、レッドブルが提案したエアロスクリーンの開発も続けると明かしている。
 
「FIAが何度もテストを行ったが、十分詳細に調査できたとは思っていない。もっと時間が必要だ」とエクレストン。
 「それから、今後は“ハロ”とは呼ばない。簡単に頭部保護システムとする」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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