ホンダは次に導入するF1パワーユニットのアップデートで信頼性の向上を目指しており、さくらの研究所では好ましい結果が出ているという。
ホンダはイギリスGPを前に2トークンを費やし、内燃機関をアップデートするための開発を進めてきた。これによって現在残されているトークンは10となっている。長谷川祐介ホンダF1総責任者は、4戦か5戦のちにアップデートを投入する予定があると、今月の初めに発言。進み具合によってはスケジュールが変更になる可能性も示唆したが、好ましい兆候が見られていると言う。
「開発は常に行っているので、準備ができ次第ということになります。投入を待つ理由はありません」
研究所では、次回アップグレードに向けて、どのような数値が出ているのだろうか。
「いくつかの要素では良い数字が出ています。パッケージとして問題がないことの証明と、耐久性の確認も必要です。開発に終わりはありません。特にICEの部分では、改善の余地があります。今シーズンのトークンは、すべて使うことになると思います」