「私としては、彼の行動を遺憾に思う。彼はチームの指示に従うべき立場にあり、必要であれば、チームがチャーリーから回答を得ることもできたからだ。だが、私は(ハミルトンが説明を求めたことに)何らかの悪意があったとは思わない。チームの利益という観点からは、良い判断ではなかっただけだ」

 ロズベルグは、問題の地点で十分にスロットルを戻したことを証明して、スチュワードを納得させることができた。しかし、他のドライバーは、スチュワードの判定が従来の理解とは異なるとして、ダブルイエロー区間で許されるのはどこまでなのかを明確にしてほしいとの声が上がっていた。ダブルイエローが提示された場合、ドライバーは「すぐに停車できるように減速すべき」と理解されていたからだ。

 こうした問題提起もあって、今週に入ってから予選中のルールが変更され、ダブルイエローが必要とされる状況が発生した場合には、ただちに赤旗を提示して、セッションを中断することになっている。

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