「少々ヘコんではいるよ。今後自分がどうなるのか、いつまでも決まらないというのは楽しいものじゃないからね。だけど、僕は自分のマネジメントチームを信じている。シーズンの終わりまでシートを確保するために、彼らは一生懸命働いてくれているんだ」
ハリアントのF1へのステップアップは、母国インドネシア政府の支援によって実現した。実際の資金は国営石油会社ペルタミナから拠出されており、同社からの支援の増額についての話し合いが行われているようだ。
彼の今季のベストリザルトは、モナコでの15位だ。このままシートを失って、シーズン終了までレースを続けることができないとすれば、悔しい思いが残るかとの質問に、彼はこう答えた。「そうだね。フルシーズンを最後まで戦うことが僕の目標だったから。もし後半戦に出場できなくなったら、かなり落ち込むと思うよ」