ビノットはまた、ルクレールが19周目でピットインした際に、ハードタイヤに交換したチームの選択が、レース結果において決め手となったと考えている。

 ルクレールはハードタイヤによってメルセデスのルイス・ハミルトンの序盤の攻撃を抑えることができ、終盤の周回でもバルテリ・ボッタスと戦うのにタイヤは十分な耐久性を備えていたことが証明された。

「我々はハードタイヤに交換したが、それが正しい選択だと考えていた。タイヤの摩耗が重大になることは分かっていたからだ」

「第1スティントではリヤのソフトタイヤはほぼ終わりかけていた。だから防御のための最善の道はハードだったのだ」

「少なくとも試すことはできるし、ストレートでのポジションを守ることができると分かっていたが、最後に適切なペースを出すことが必要だった」

「ハードタイヤを選ぶことは勇気のいる選択だったが、正しい選択となったのだ」

 ルクレールにとってレースは夢のような展開となったが、残念ながらチームメイトのセバスチャン・ベッテルにとって状況はさらに悪夢のようになった。

 4度の世界チャンピオンであるベッテルは、6周目にアスカリでスピンを喫し、コースに復帰する際に他のマシンに接触してフロントウイングを損傷させてしまった。ベッテルは危険なコース復帰をしたことでストップ&ゴーペナルティを科され、さらに順位を下げることになった。

「私はまだセブ(ベッテルの愛称)とは話をしていない」とビノットは語った。「彼はインタビューで忙しくしている。後で彼に会うつもりだ。本当に残念だった」

「セブは前のボッタスとの差を縮めていたのだから、今日は良いレースができただろう。残念だよ。だが、まだ彼とは話をしていないんだ」

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