もうすぐホンダの地元、鈴鹿で日本GPが開催される。日本GPといえば、ホンダが復帰した初年度の2015年にマクラーレン・ホンダに乗っていたフェルナンド・アロンソが、レース中にパワーのないホンダのパワーユニット(PU)に対して「GP2エンジン」と批判した無線が思い出される。
ホンダは翌年の2016年に信頼性を大きく向上させたが、パワー的にはトップランナーから大きく離されたままで、2017年にコンセプトを一新。しかし、新しい領域での開発にトラブルが続出。アロンソは「こんなエンジン、いますぐゴミ箱へ捨てたほうがいい」とミーティングでホンダのスタッフに厳しい言葉を吐き捨てたほどだった。