ジョビナッツィは、スパ・フランコルシャンでのベルギーGP決勝で、最後から2周目にクラッシュし、ポイントを失った。それが原因でジョビナッツィはシートを失いかけたことが、後に明らかになった。

「誰にとっても大きなショックだった」とチーム代表のフレデリック・バスールは最近になって認めている。

「アントニオと厳しい話し合いを行った。なぜならこのような出来事はキャリアを左右しかねないからだ」

 しかしジョビナッツィは続くイタリアGPとシンガポールGPで入賞を果たし、ブラジルGPでも印象的な結果を出したことから、ベルギーでの失敗は帳消しとなり、2020年に新たなチャンスを掴むことが決まった。

「あれは自分とチームにとって最高の結果のひとつだった。あの結果にはとても満足している」とジョビナッツィはインテルラゴスでのパフォーマンスについて語った。

「シーズン終盤には、皆、疲れがたまってきて、モチベーションが下がってしまうものだ。でも(ブラジルでの)素晴らしい結果によって、スタッフやメカニックたち全員のモチベーションが再度上がるのを目にすることができた」

「もしかするとあのプレッシャーが、余計に僕を奮い立たせたと言えるかもしれない。シーズン後半にね」とジョビナッツィは『RaceFans』のディーター・レンケンに語った。

2019年F1第20戦ブラジルGPでのアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)

 ジョビナッツィは、フル参戦2年目にどのようなパフォーマンスを発揮できるのか、引き続き注目されていくことを認識している。

「正直なところ、プレッシャーは常にある。大手スポンサーや資金が僕についてくる可能性はこれまで一度もなかった。だから常にプレッシャーを感じてきた」とジョビナッツィは言う。

「常に速さを見せていく必要がある。契約があることは分かっているが、後ろに控えているドライバーたちが、F1に参入しようと躍起になっているからね」

「自分のチームや他のチームに対して、僕は優れたドライバーだということを見せたいんだ」とジョビナッツィは締めくくった。

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