とはいえ不安要素も少なくない。その最たるものが、ルノー本社の意向だ。以前からF1活動中止の噂は出ていたが、コロナウイルスの世界的蔓延で、ルノーも大きな経済的ダメージを受けた。撤退の意思はがいっそう固まったのではないかとの予想もある。

 しかし、ルノーはこれまで、どんなに業績が悪化した時でも、それを理由にF1から完全に手を引いたことはなかった。英国エンストンの車体開発部門の立て直しには予想以上の時間がかかったものの、マルチン・ブコウスキー(エグゼクティブディレクター)やパット・フライ(シャシー・テクニカルディレクター)らの逸材を得て、3強の背中が見え始めた。フランス側が担当するパワーユニットも、性能、信頼性ともに、着実にレベルを上げている。

2020年F1第1回バルセロナテスト3日目 エステバン・オコン(ルノー)
エステバン・オコン(ルノー)

 もし年間1億4500万ドル(約156億円)のバジェットキャップが本格導入されれば、ルノー本社の負担もかなり減るはずだ。さらにアロンソの復帰で、これまでよりはるかに容易に有力スポンサーを獲得できるだろう。アロンソ獲得は、ルノーにとっていいことづくめなのである。

本日のレースクイーン

山本紗彩やまもとさあや
2026年 / スーパー耐久
Athlete X レースアンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.2 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画第2弾!
    ニッサンZのコクピットに坪井翔と野尻智紀が潜入

  • auto sport

    auto sport 2026年11月号 No.1625

    ドライビングの超常識
    2026-2027

  • asweb shop

    鈴鹿1000km 50回大会記念
    メモリアルフォトブック


    1966年に始まった鈴鹿1000kmレースの歴史を、50回大会を記念して振り返るメモリアルブック

    3,000円