シーズン6戦を終えて、各メーカーのパワーユニット(PU)にそろそろ疲れが出始めたようだ。それはメルセデス製パワーユニットも例外ではない。第6戦スペインGPでは、レーシングポイントのセルジオ・ペレスが2基目のCEとバッテリーを交換した。3基目からは、ペナルティが適用される。
ルノー製パワーユニットにも、いろいろなトラブルが出ている。マクラーレンのカルロス・サインツJr.はここ3戦ほど冷却の問題に苦しんでいる。そのため第5戦70周年記念GPでのサインツは、空力性能をある程度犠牲にした冷却重視のマシンに乗らざるを得なかった。