ブラジルGPの週末、マクラーレン以外の話題で注目を集めたのは、メキシコGPのレース審議委員会の裁定をめぐる問題と、トト・ウォルフ(エグゼクティブディレクター/ビジネス)がマックス・フェルスタッペンの父親のヨスに「タイトル争いの邪魔をしないように」という趣旨の電話をプライベートでかけていたことだった。

 2つの話題に関わっていたフェラーリ、メルセデスAMG、レッドブルの3チームはそれぞれマウリツィオ・アリバベーネ、ウォルフ、クリスチャン・ホーナーというチーム代表がサーキットに来て、メディアの受け答えをしていた。当然ながら、彼らはメディアへの対応だけでなく、日々刻々と変化するF1の政治的な動きを敏感にとらえ、F1界のリーダーシップ争いも展開している。

トト・ウォルフ
トト・ウォルフ
 金曜日のフリー走行では、ウォルフがセッションの途中でサーキットに到着したところをテレビカメラにとらえられていたが、彼は単に重役出勤をしていたのではなく、ドイツで開かれていたアウディ、BMWとの緊急会議に出席した後、1日遅れでサンパウロに到着。空港からサーキットに直行したため、ホテルでチームウェアに着替える時間がなく、私服での到着となったのである。

 ミート・ザ・チームで、ウォルフの仕事ぶりを尋ねられたフェルナンド・アロンソはこう答えた。
「僕はその話が本当かどうか知らないからコメントするのは難しいけど、トトは自分の仕事をしていると思う。チーム内で激しいタイトル争いを繰り広げられる環境を作り、その2人のドライバーに2秒以内でタイヤを交換するメカニックたちがいるチームに作っている。どんな手段であれ、チャンピオンシップを勝とうとするチーム代表がいるということだ」

 それを隣で聞いていたブーリエはどのような気持ちだったのだろうか。アロンソの声を聞くべきチーム代表が不在のマクラーレン。ウォルフの問題よりも、そのほうが深刻だとアロンソは言いたかったのだと思う。

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