2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察、印象に残った変更等について解説する(全2回)。第2回ではメルセデスが導入した新しいディフューザーを取り上げる。
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開幕戦のメルセデスは、予選でレッドブル・ホンダにコンマ4秒もの大差をつけられた。ところが3週間後の第2戦ではポールポジションを奪い返し、敗れたとはいえレースでも互角に戦える速さを披露した。1レースだけでチーム力を判断してしまうのがいかに愚かなことか、われわれは肝に銘じるべきであろう。