●ありがとう、ニキ

 メルセデスが黄金時代を築いた重要人物でありハミルトンをチームに引き入れたニキ・ラウダ。2019年5月に逝去するも、今もなお多方面から尊敬の念を抱かれている。出身地であるオーストリアの地で、メルセデスは今日もニキに感謝しているのだ。

●角田、マルコ博士に呼び出される

 結果だけを見れば、まだまだ浮き沈みのあるアルファタウリ・ホンダの角田裕毅。なんでも木曜の夜8時からヘルムート・マルコ博士(レッドブル・モータースポーツコンサルタント)との面談予定で、アゼルバイジャン以来の会話なんだとか。

「楽しいかどうかはわかりません」と角田。

 さてレッドブル・リンクにはモーターホームも登場。家族団欒のようで、なんだかほっこりする。

●心機一転のルクレール

 前戦フランスGPではタイヤの消耗に苦しみまさかのノーポイントに終わったフェラーリのシャルル・ルクレール。オーストリアでは巻き返しを図りたいところだ。2年前はフェルスタッペンとセナプロ時代の再来を思わせるバトルを演じており、また昨年は表彰台にも登っている。どんなレースを見せてくれるのか?

●鬼門はターン10か

 毎戦、厳格に監視されるトラックリミット。今回はターン10が鬼門になりそうで、フェルスタッペンやハミルトンもタイム抹消となっている。限界を探るフリー走行ではあるが、予選ファーストアタックは確実にタイムを残したいところだ。

●ヒヤリハット連発のフリー走行

 今回のフリー走行もスピンが目立った。フェラーリのカルロス・サインツJr.はターン1、ピットロードからコースへ合流するラインを塞ぐ形でスピンを喫する。接触はなかったがヒヤリとする場面だ。

 メルセデスのバルテリ・ボッタスとアルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィはコース上で接触すれすれに。ジョビナッツィはコース外に片輪を落として難を逃れたが、波乱はまだまだ終わらない。

 ターン4ではレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスもスピン。

 ガスリーは目の前にスロー走行するサインツJr.が現れご立腹。

 極めつけはこれだ。

 F1ドライバーのなかでもっとも外野の視線を集めているボッタスが、ピットアウトして発進した際にスピン。マクラーレンのピットボックスをスライドするように横切る。

 非常に珍しい光景だった。幸い負傷者はいなかったが、後方から走ってきたシューマッハーを含めヒヤリとさせられた。

 その後、ボッタスは3グリッド降格処分を受けている。

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