2021年シーズンよりマクラーレンへ移籍し、第14戦イタリアGPで3年ぶりの勝利を挙げたダニエル・リカルド。ここまで僚友ランド・ノリスに後れを取ってきたが、その理由のひとつとして、マクラーレンのダイレクターレースエンジニアリングを務める今井弘は「クルマが求めているものと、リカルドの元々のドライビングの差が大きかった」点を指摘した。
また9年ぶりの優勝を飾ったマクラーレンでは、この数年でチームの状況は大きく変わっており、今井エンジニア曰く「チームとして一丸となってやろうという姿勢がはっきりしている」という。イタリアGPのレース後も、マクラーレンは今回のレースで学んだことを次に活かすべく遅くまでデブリーフィングを行っていた。