■レッドブル・レーシング・ホンダ
セルジオ・ペレス 決勝=3位
簡単なレースではなかったので、この表彰台はとても特別なものに感じる。ハードで消耗の大きい場面が何度かあった。だから今はうれしい気持ちでいっぱいだ。
久しぶりの表彰台だ。ここ2戦か3戦は本来なら表彰台に上れるはずだったが、運がなかった。
スタートはうまく決まった。僕とフェルナンド(・アロンソ)とピエール(・ガスリー)が並んで走っていた時に、ターン1でフェルナンドとピエールが接触した。3台一緒に抜けるのは無理だと思っていた。結局僕にとってはいい結果になったけどね。
ファーストスティントではマシンにいい感触を持てずにいて、前のグループから大幅に遅れてしまった。でもセカンドスティントでは、正しいタイミングでプッシュすることが重要で、経験を活用して、チームのために表彰台をつかんだ。
ルイスはとても速いペースで近づいてきた。あの時、僕はタイヤにとても苦しんでいたので、抜かれてしまうかもしれないと思った。でもいいバトルができて、僕がその戦いに勝った。ルイスのようなトップドライバーとレースをすることができて楽しかったよ。
表彰台からグランドスタンドを見ると、たくさんのメキシコ国旗が見えた。母国から遠く離れたトルコでその光景を見ることができて本当にうれしかった。
今日のレースからたくさんのことを学べると思う。チームにとって良い結果を出すことができたので、次のオースティンが楽しみだよ。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 決勝=2位
僕たちチームにとって、2位と3位(セルジオ・ペレス)でフィニッシュしたことは素晴らしい結果だ。今日は波乱のないレースで、全体的にみて、まずまずの一日だったと思う。
とにかくタイヤを最後まで持たせるためにうまくマネジメントすることに集中し続けたレースだった。だから特に走っていて楽しいということはなかった。ドライバーとしてはプッシュしたいものだからね。
とはいえ、今日は最大の結果を出すことができたと思うし、ドライバーズ選手権の首位を取り戻せたこともうれしい。
もっとペースがあればよかったのだが、タイトルを争う位置にいるのは確かなので、これからも努力し続ける。今後のレースでどれぐらい競争力を発揮できるのか、見ていきたい。
(レース後の会見で語り)週末を通してメルセデスのペースに届かずにいたことを考えれば、良いレースをしたと言っていいと思う。ピットストップの後、最後の20周は、確実にフィニッシュすることに集中した。バルテリと戦うペースはなかったので、彼の0.2秒とか0.3秒後ろに近づいて、ただついていくようなことをしても仕方がなかった。だから基本的には最後までタイヤをセーブして走った。