■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
カルロス・サインツ 決勝=7位
僕にとっては不満の残るレースだった。なぜなら5位でフィニッシュできるペースがあったのに、今日は物事が僕たちの思うようには進まなかったんだ。
1周目にマクラーレンの2台と戦わなければならなかった。互いにポジションを何度も入れ替えるような激しい戦いで、最後にはランド(・ノリス)だと勘違いして(ダニエル・)リカルドを前に出してしまった。
第2スティントでも、すぐにダニエルの後ろを走ることになった。僕たちは、アンダーカットを仕掛けた。うまくいけば、ダニエルの前に出て、シャルルの後ろでクリーンエアのなかを走れたはずだが、残念ながらピットストップに時間がかかり、ふたたびダニエルの後ろで抑えられる形になった。彼を抜こうとあらゆるラインを試しているうちにタイヤを傷めてしまい、最後には(バルテリ・)ボッタスに追いつかれてしまった。
この結果は僕たちのパッケージのポテンシャルを表していないから、苛立っている。2戦連続、ピットストップで不運なことがあったから、この後、運が好転することを願っているよ。ポジティブな面としては、マシンの感触は良かった。次のトリプルヘッダーにもこの調子で臨めるだろう。
