シーズン中のルノーにとって信頼性こそがアキレス腱であり、タフィンによれば、それを高められたからこそ、ファクトリーのあるビリー-シャティヨンのスタッフは、パフォーマンス向上に意識を向けられたのだと言う。

「信頼性が高まったことで、ファクトリーにいるスタッフたちは雑念を払い、クリエイティブに発想して、前進することができた。明日何が起きるのか予想するのではなく、もう少し長い目で物事を捉えるということだ」

「オフシーズンに計画を練り、それに従って行動しパフォーマンスの最大化を図る。2017年が楽しみだよ」

「まだやるべきことはある一方で、すでに強力な基礎は作れている」

 タフィンはさらに、ファクトリーのスタッフたちのモチベーションがアップし、自信を取り戻しつつあると述べた。

「みんなで働くことをやめたことはないが、自信を取り戻してきた感じはする」とタフィン。

「“はい、パワーを強化します”と宣言し、トラックで実際に能力を発揮させ、その力を計測できたら、それで仕事は完成だ」

「それ以上“達成できるか?”といった質問は不要になる。それは励みになるし、我々はチーム全体で最大の成果を挙げるためにもそこへ向けて作業していくべきなのだ」

2015年-2016年イタリアGPにおけるルノー製パワーユニットの戦績
ルノー搭載各マシンのベスト・パフォーマンスを比較

■モンツァ・サーキットにおけるルノーPUの改善具合

予選
2015年 ルノー +2秒249
2016年 ルノー +1秒254

決勝
2015年 リカルド 8位 +1周
2016年 リカルド 5位 +45秒295

スピードトラップ
2015年
予選 - 340.9km/h ダニール・クビアト(-13.7km/h)
決勝 - 347.9km/h マックス・フェルスタッペン(-10.4km/h)

2016年
予選 - 352.2km/h ケビン・マグヌッセン(-5.4km/h)
決勝 -356.4km/h ダニエル・リカルド(-2.6km/h)

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