WEC世界耐久選手権のLMP2クラスにストラッカ童夢S103・ニッサンを投入するストラッカ・レーシングは、4月9日から3日間の予定でポール・リカール・サーキットでのテストを行うと発表した。
ストラッカは今年、童夢が今季に向けて開発していたクローズドLMP2『S103』にニッサンエンジンを搭載し、WECのLMP2クラスに参戦。3月のポール・リカール公式テスト前には、イギリス・シルバーストン近郊の飛行場でシェイクダウンを実施し、公式テストにもエントリーしていた。ただその後、マシンに技術的な問題が発生したとして公式テスト直前で参加を取りやめていた。
今回発表されたところによると、ストラッカは4月9日から3日間の予定でポール・リカールでのテストを実施。10~11日には夜間の走行も行うという。
「(WEC開幕戦)シルバーストンに向けて走行を行うため、ストラッカと童夢のチーム全体で休む間もなく作業をしているんだ」とドライバーのニック・レベンティスは語っている。
なおストラッカは、LMP1クラスに参戦しているトヨタ・レーシングの耐久シミュレーションテストに加わる形で今回のテストを行うということだ。