アストンマーチン・レーシングは、ル・マン・シリーズ最終戦シルバーストンで、2011年用に新たなオープンプロトを開発し、ル・マン24時間に再び挑むと明らかにした。

 アストンマーチン・レーシングは、ローラをベースとしたクローズドボディのプロトタイプカーに、GT1用のV12エンジンを組み合わせる形でLMP1に参入。ローラ・アストンマーチンという名称ではあったが、アストンマーチンらしい外装のモディファイが行われ、アウディ、プジョーのディーゼルプロト勢に次ぐ勢力となっていた。

 11日に明らかにされたプランでは、2011年に向けてアストンマーチン・レーシングではオリジナルのプロトタイプカーを制作。このマシンはオープントップで、2011年のテクニカルレギュレーションに準拠し、大柄のシャークフィンが装着されている。アストンマーチンでは、このシャシーにガソリンエンジンを組み合わせ、ACOのレギュレーションに対してベストなパフォーマンスを得る狙いのようだ。

「ここ数年、ガソリンエンジン車はディーゼルパワーのマシンに対向することはできなかった。しかし、ACOから我々は性能の均衡化を図る保証を得た。我々は、アストンマーチンの50年におよぶ歴史の中で最初のレース専用エンジン・シャシーを開発することにした」と語るのは、アストンマーチン・レーシングのデイビッド・リチャーズ。

「このニューマシンを持ってしても、我々の競争相手である巨人たちとの戦いは『ダビデとゴリアテ(弱いものが強いものを倒す喩え)』のようなものだ。しかし、我々はこの状況にももう慣れ、むしろ戦いを楽しんでいるのだ」

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