「我々にとって、間違いなく2017年もっとも力強いラリーのひとつだったと思う」と語るのはTGR WRTのトミ・マキネン代表。

「ヤリ-マティ(・ラトバラ)は優勝まで12.3秒差に迫り、エサペッカ(・ラッピ)は多くのSSベストタイムを記録して、彼自身のベストリザルトを更新した。そしてユホ(・ハンニネン)は金曜日に一時ラリーをリードし、最終的には選手権でのポジションアップに成功した」

「参戦初年度の前半でこのような素晴らしい結果を残すことができたのは、ドライバー、コドライバー、エンジニア、メカニック、そしてチームのお陰だ。みんなに心から感謝している」

総合2位表彰台を獲得したヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
総合2位表彰台を獲得したヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)

 2位表彰台を獲得したラトバラは「最終日にトップとの差を縮め、2位でフィニッシュできたことには満足している。しかし、今日だけで2回ミスを犯してしまったことが悔しいよ」とデイ4の走行を振り返った。

「午前の2本目のSSで深い轍の中を2速ギヤで走っていたところエンジンを止めてしまった。そして、同じSSを2回目に走行した時には轍がかなり深くなっていて、うまくターンできなかったんだ」

 今大会、最終パワーステージを含む全6回のステージベストをマークしたラッピは「多くのドライバーがベストタイムを狙い全力でアタックするパワーステージで、トップタイムを記録でき、とても満足している」とコメント。

「順位が変わるような状況ではなかったので、午前中の2本のSSではタイヤを温存して走り、パワーステージではクリーンな走りを心がけながらも全開でアタックしたんだ」

WRカーデビュー2戦目のエサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)が最終パワーステージを制覇
WRカーデビュー2戦目のエサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)が最終パワーステージを制覇

 WRC次戦は6月29日~7月2日にポーランド北部を中心に行われる第8戦ポーランド。第5戦アルゼンチンから4戦連続のグラベル(未舗装路)ラリーとなるが、ラリー・ポーランドは全体を通してフラットで直線的なコースが続くため、スピードレンジはシリーズ1、2を争うハイスピードなものとなる。

 トヨタはこのポーランドでも、ラトバラ、ハンニネン、ラッピの3台体制で挑む。

ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)は総合6位で完走
ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)は総合6位で完走

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