競技最終日のデイ2は、雲が多いものの時おり青空が顔を覗かせるコンディション。ここでは、前日からセットアップを変更して臨んだ新井が猛プッシュし、6.2秒あった奴田原との差を、わずか2SSで1.9秒まで縮めてみせる。

 そして今大会最長の29.11kmで争われたSS14で、新井は2番手以下を5秒引き離す堂々のトップタイム。総合首位に躍り出た。

 新井はその後も手を緩めることなく逃げ切り、最終的に9.9秒ものマージンを築いてトップフィニッシュ。前戦のモントレーinつま恋から2連勝、今季3勝目を飾った。

 総合2位には奴田原が入り、ポイントランキングで勝田を交わして首位に浮上。総合3位はトラブルがあり、「走りきることに専念した」と言う鎌田が入った。

逆転優勝を飾った新井敏弘田中直哉(スバルWRX STI)
逆転優勝を飾った新井敏弘田中直哉(スバルWRX STI)

「前日タイムが伸びなかったので、クルマのセッティングを変更しリヤにトラクションをかけるようにして、ようやくタイムを出すことができました」と新井。

「土曜日はタイムが伸び悩み、自分の運転が悪いのかクルマが悪いのかもハッキリせず、機嫌も悪かった(笑)」

「日曜日はオープニングから調子が良くなっていたので、そこからはいつもの勢いでプッシュしました」

「残り2戦に逆転チャンピオンの可能性を残せたので、全開で戦っていきます」

 JN5クラスはSS2でトップに立った柳澤宏至/中原祥雅(プジョー208 R2)が逃げ切りクラス優勝を達成したほか、JN4クラスは小倉雅俊/平山真理(ダイハツ・ブーン)が、JN3クラスは天野智之/井上裕紀子(トヨタ・ヴィッツ)が、今季はじめてグラベル戦で成立したJN2クラスは明治慎太郎/谷内壽隆(トヨタ86)が、JN1クラスは高篠孝介/廣島真(スズキ・スイフト)が優勝した。

 また、JN1クラスでは今年からスズキ・アルトワークスで参戦を開始した番場彬/加勢直毅が初の3位表彰台を手にしているほか、JN5クラスへ参戦したヘイキ・コバライネン/北川紗衣(トヨタ86 R3)はSS2でコースアウト。惜しくもリタイアとなった。

 JRC第8戦はM.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ10月14~16日に行われる。

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