2020年からはイタリア国内のグラベル選手権に主戦場を移し、U25部門2位、レディース部門1位だった昨季に続き、この2021年もシリーズを追いかけているモリナーロだが、今回の契約ですでに“ジョーカー”としての役割を担うティモ・シャイダーと並び、シリーズのコースダイレクターやアドバイザー兼バックアップドライバーの職務を担当する。

「私自身、最初からとても興味を持ってシリーズをフォローしてきたから、この過去数カ月間は、エクストリームEに参加するため懸命取り組んできた」と語った現在23歳のモリナーロ。

「これまででもっともエキサイティングでフェアなレースフォーマットのひとつだと思うし、目的(地球環境保全活動など)を持ってレースができる環境は、さらなるモチベーションを与えてくれる」

「私の目標はつねにモータースポーツ界の頂点に挑むことだった。だからこそ、このシリーズで働く機会は夢の実現と言える。可能な限り最善の方法で仕事をし、全力を尽くすつもりよ。グリーンランドでの週末が待ちきれない気分ね!」

 そのグリーンランド・カンゲルルススアークで争われる第3戦の北極圏『Arctic X Prix』は、8月28日~29日の開催が予定されている。

現在は開催休止中の『TitansRX(タイタンRX)』にも参戦し、ランキング5位を記録した
チーフチャンピオンシップオフィサーのジェームス・テイラーも「この若さで、ラリーとラリークロス双方で素晴らしい実績を持つ」と期待を寄せる

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2025年 / スーパー耐久
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